著作:『蝶の図鑑(www.j-nature.jp)』

迷蝶カバマダラ


2010年

平成22年9月20日、カバマダラ発見!


近所の川沿いを歩いていると近くの川べりを散歩していてオレンジ色の目立つチョウを発見。
よく見ると、カバマダラです。
遠くから3枚ほど撮影した後、近寄っていくと遠くへ飛んで行ってしまいました。確認はこの1匹のみ。
昨年は、8月から大発生していたのですが今年は初見です。
昨年、たくさん食草のトウワタがあったところには今年は栽培していません。
我が家のトウワタもそんなに無く当然、食痕もありません。
どこかで発生しているのか、それとも遠くから飛んできたのか?

2009年

平成21年8月13日、庭のトウワタで幼虫発見!


お盆に、何気なく庭のトウワタを見てみるとなにやら食痕が。
蛾とは違う食痕なので確認してみると。。。。
カバマダラの幼虫でした。成虫は見ていません。
他のトウワタでも卵と幼虫が見つかりました。

その後、近所に生えているトウワタ等でも発生を繰り返し、 12月頃まで見ることが出来ました。

2009年8月13日

2009年11月15日

2007年

平成19年10月17日、カバマダラ飛来!


4年ぶりにカバマダラが我が家のトウワタに飛来しました。
近所に生えているトウワタで発生しているようで、我が家のトウワタでも発生を繰り返し、 11月頃まで見ることが出来ました。

2007年10月17日

2007年10月28日

2003年

平成15年9月7日、カバマダラ採集!


9月7日にカバマダラ(♀)が我が家のトウワタに飛来していました。
8月23日に発見したのですが逃げられてしまい、確認のみでしたが今回は採集できました。
羽の状態は良く、近辺で発生している可能性があります。
トウワタを調べてみると数個の卵が見つかりました。
無精卵でなければ、数日後に孵化すると思われます。(2003年9月7日現在)

2003年9月7日 産卵していた母チョウ

2003年9月7日 産卵していた卵

2003年9月9日 孵化直前の卵

2003年9月9日 1齢幼虫

母チョウは、交尾していたようで産んでいた卵は、9月9日に孵化しました。


平成15年9月14日徳島新聞 朝刊より

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1999年

平成11年7月21日、カバマダラを発見!24日採集!


今年も7月22日にカバマダラがわが家の庭に飛来していました。
昨年夏に近辺で大発生していましたが、いくら徳島県南部が暖かいといっても南方系の蝶が越冬できるほど 条件はよくありませんので南方からの迷蝶と考えられます。
7月24日に再度、飛来していたため採集しました。
羽は破れてはいないもののすり傷があるようです。
21日に確認した個体と同じかどうかは不明ですが 採集後に再度飛来したら近辺で発生している可能性があります。
とりあえず、採集したものをデジカメで撮影しました。

今年も海南町(現:徳島県海部郡海陽町)で南方系チョウ捕獲 季節風に乗り飛来?

 県内で採取例が極めて少ない南方系のチョウ・カバマダラを24日、海部郡海南町大里(現:徳島県海部郡海陽町大里)の会社役員有田忠弘さん(40)が自宅庭で捕獲した。季節風によって飛ばされた“迷チョウ”とみられる。昨年8月にも有田さんが同町で捕獲しており、過去に県内で2年連続して確認された記録はなく、愛好家を驚かせている。

 カバマダラはアフリカ、ヨーロッパ地中海沿岸からフィリピン、ニューギニア、オーストラリアなどにかけての広い地域に分布。国内では沖縄本島など南西諸島に分布している。

 捕獲したカバマダラは雄で、羽を広げた大きさが約8センチ。羽の地色は赤みを帯びた黄色で、黒色の縁に白いはん点がある。有田さんは「数日前から飛んでいたので、チャンスを狙っていた。自宅庭に植えてあるミズヒマワリに寄ってきたのだろうか」と話す。

 県立博物館によると、県内では1958年に海部町で雌が1匹採取された記録がある。昨年9月中旬から11月下旬にかけて海部・海南両町の河川敷で大繁殖し、卵・幼虫・サナギも確認されたが、低い気温では生きられないために、越冬したものではなく“迷チョウ”らしい。

 同博物館は「ここ数年、鹿児島や宮崎でも繁殖しているとの報告がある。宮崎あたりで発生したものが、飛んできたのではないか」と話している。

【写真説明】有田さんが捕獲したカバマダラ

徳島新聞 平成11年7月26日


平成11年7月〜10月、カバマダラが繰り返し発生!


徳島県南部の海南町(現:海陽町)では7月に発見されたカバマダラが 10月まで繰り返し発生し続けました。
発生場所は昨年と異なりフウセントウワタを栽培している畑です。
畑では常時、数匹のカバマダラの成虫を確認でき、また卵から終齢幼虫まで様々な個体を確認できます。

発生を繰り返しているフウセントウワタ畑

飛び交うカバマダラ


1998年

8月27日、カバマダラを発見!

今日たまたまですが、我が家の庭にツマグロヒョウモンのメスが 飛んでいました。
ツマグロヒョウモンは、別に珍しくなく夏にはたくさん見られます。
しかし、今回のは飛び方とよく見ると模様も違う。そうです。
カバマダラがいたのです。四国では、明らかに迷蝶です。
大急ぎで補虫網を取りに行ったのですが飛んでしまい、しばらく追いかけたのですが
空高く飛んでしまいました。
(空高くという点でもツマグロヒョウモンではないようです)
しかし、この付近にまだいると思われ今度の土日に探してみようと思っています。
もし、捕獲できましたらこの場で報告いたします。


8月29日採集成功

8月29日採集できました。完品ですので、この付近で発生しているのかもしれません。
そうだとしたら複数採集できるかもしれません。
とりあえず、採集したものをデジカメで撮影しました。
我が家の庭には、マラダチョウ科の蝶が好む花が咲いています。
(これは偶然発見ですが、昨年アサギマダラがよく訪れていました。)
何の花かというと「熱帯魚の水草」として使用される「ミズヒマワリ」が 水上に出て大きくなり白い花が咲いたものです
27日遠くに逃げてしまったカバマダラがまたやってきたのは その花がよっぽどお気に入りなのか、
たくさん発生しているかだとおもいます。

結局、平成10年は11月上旬まで発生を繰り返し、発生場所では近年まれに見る大発生でした。
場所は河川敷で、ガガイモで発生を繰り返していました。


平成10年9月3日徳島新聞 朝刊より

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