2013年4月28日 スギタニルリシジミとウスバシロチョウ〜高知県別府峡、徳島県木頭

高知県と徳島県の県境にある山間の高知県別府峡に行ってきました。総走行距離は２１５ｋｍ。
別府峡は、３年ぶりとなります。

別府峡へは徳島県側から那賀川に沿って国道１９５号線で行きます。
地図を見ると自宅からだと１９３号線が近いように見えますが酷道193号線ですから回り道のほうが早く行けます。

別府峡での目的は、スギタニルリシジミ。

最初の目的のスギタニルリシジミは撮影出来ました。ちょっと時期が遅かったようですが、川原の石の上で鳥の糞を吸っていました。

気が付かず川原を歩いて行くと飛び回ります。石の上の糞は、カチカチなので水で湿らせておくとやって来ます。

砂地では水も吸っていました。

ヤマガラがサクラの実をついばんでいました。野鳥は結構、近寄っても逃げないので近くから撮影出来ました。

昼頃、次の目的地(那賀郡)へ移動(帰り道)、徳島県那賀郡那賀町木頭折宇のウスバシロチョウのポイントへ。

ここは、ウスバシロチョウがたくさん生息している谷です。ちょうどピークでたくさん飛んでいました。

ず〜っと前からレンゲソウの花の蜜を吸うウスバシロチョウが撮りたくて、毎年いいポイントを探していました。
今年やっといいポイントを探して撮影することが出来ました。

年に１回しか発生せず、生息場所が限られていて、レンゲソウを作る農家が少なくなり三つの条件(発生時期・生息場所・レンゲソウ)がなかなか揃わなかったのです。

帰り道にあるクロツバメシジミのポイントへ行ってみたのですが全く目にすることが出来ませんでした。
昨年４月中旬には見たので、端境期なのかも分かりません。絶滅ってことはないと思います。