著作:『蝶の図鑑(www.j-nature.jp)』

2004年4月30日 沖縄県石垣島オモト岳

沖縄県で一番高い山のオモト岳麓では、大自然が残されていて数多くの蝶が生息しています。


オモト林道


オモト岳麓の林道

チョウのほか、珍しい動植物が生息しています。


色鮮やかな蛾(キオビエダシャク)


春には、この蛾がヒラヒラ飛んでいました。



ヤエヤマアオガエル


本土のアマガエルよりも青い色をしていました。


石垣島は、大阪から1,588km南西の位置にあり
関西国際空港から直行便で約2時間30分。
平均気温 25.4℃の亜熱帯の島です。

詳細は、石垣市のホームページをご覧ください。
http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/




キノボリトカゲ


石垣島や西表にいるトカゲです。
木にスルスルと登っていきました。


ツマムラサキマダラ(マダラチョウ科)


羽の先が青いのでこの名前が付いています。
迷蝶ですが、最近多く見られます。



コノハチョウ(タテハチョウ科)



林道の開けた明るい林縁の葉先にとまって占有行動をします。




オモト岳山頂


沖縄一最高峰で、標高は526メートル。 昔から八重山の人の信仰の場所にもなっています。
登山口から約1時間で山頂まで来ることが出来ます。
途中、急斜面もあります。
山頂のササ原に、アサヒナキマダラセセリが生息しています。
この付近でのアサヒナキマダラセセリの採集は禁止されています。



マサキウラナミジャノメ
(ジャノメチョウ科)



於茂登岳山頂には、なぜかこのチョウが。



アサギマダラ
(マダラチョウ科)



高いところから飛び上がり、
風に乗って北に移動するのでしょうか。




詳細は、石垣市のホームページをご覧ください。
http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/110000/110500/kankouti.html


ツマグロヒョウモン
(タテハチョウ科)



麓から吹き上げてくるのでしょうか。
オスのみしか見ることが出来ませんでした。


於茂登岳登山道の途中にあった古木。





← 登山道。かなり急坂です。