著作:『蝶の図鑑(www.j-nature.jp)』

2004年5月2日 沖縄県波照間島


波照間島は、有人島としては日本最南端に位置しています。
そのため、南十字星が見られる島としても知られています。



日本最南端の碑



高那崎が、日本最南端の岬。
案内をする道路標識


サトウキビ畑の真ん中に灯台がありました。


カラスアゲハ(アゲハチョウ科)

沖縄のカラスアゲハは、日の当たる明るい開けた場所を飛んでいました。


シロオビアゲハ(アゲハチョウ科)

波照間島では、ベニモンアゲハに擬態したベニモン型のシロオビアゲハ(♀)がたくさん飛んでいました。


ルリタテハ(タテハチョウ科)

オキナワのルリタテハは、本土のものとは、別亜種です。
大きなフクギの間で占有活動をしていました。


イシガケチョウ(タテハチョウ科)

沖縄のイシガケチョウは、花によくやってきていました。


アサギマダラ(マダラチョウ科)

渡り蝶で有名なアサギマダラ。最南端の高那崎にいました。
これから北に向かって移動するのでしょうか?


ヒメアサギマダラ(マダラチョウ科)

日本では、迷チョウのこの蝶。
南の異国からやってきたのでしょうか。
北緯24度2分25秒、東経123度47分16秒に位置
する、日本最南端の有人島です。
古い石垣と屋敷を取り囲むフクギ、赤瓦の民家など 集落のたたずまいは落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

詳細は、竹富町役場のホームページをご覧ください。


ここから先は、太平洋。日本の有人島はありません。
岬の先端まで行くと誰よりも南に行くことが出来ます。


最南端の岬へと続く道。
残念ながらアスファルト舗装道です。


ナミエシロチョウ(シロチョウ科)

石垣島でも、そこそこいましたが、波照間島では、たくさん飛んでいました。


オキナワビロウドセセリ(セセリチョウ科)

石垣島や西表島では、珍しいオキナワビロウドセセリは、たくさん飛んでいました。


タイワンアオバセセリ(セセリチョウ科)

波照間島では他の島に比べてセセリチョウが多いようでした。


ネッタイアカセセリ(セセリチョウ科)

素早く飛ぶ真っ赤なセセリチョウです。
沖縄では、セセリチョウまで色鮮やかな種がいます。


テングチョウ(テングチョウ科)

波照間で見るテングチョウは、どこか変わって見えました。
沖縄でのテングチョウは、本土のものとは、別亜種です。